昨日の小5の授業の話を…
昨日はレンズ型・等積変形・合同(埋め換え)・分割和・差
を学習しました。
なんといっても、大問4の(2)が一番のポイントでした。
分割差です。正方形から扇形を2つ引くだけの問題ですが、
正方形の一辺の長さがわからないので、固まる生徒が多数…
正方形の面積は対角線の長さがわかれば、求められますよね。
ココまで書いて感じたのが、図がないとわかりづらいですよね。
やはり図で解く・目で解くことが重要です。
再確認できました。
こちらが問題
「影の部分の面積を求めなさい」
どのような補助線を引くかというと…
正方形の対角線です。
対角線の長さは、扇形の半径2つ分で
4×2=8cmです。
この問題で生徒たちに伝えたことは、
「どうして先に進めないのか、どんな条件がわからないから解けないないのか」に注目して、
どこが求められれば答えにたどり着くのか逆算的に発想しよう
ということです。
ここでは、(繰り返しになりますが)
正方形の一辺の長さがわからないから計算できない
↓
面積が求められない
↓
でも正方形の面積を求めたいから、どうすればいいか
↓(逆算的に)
正方形の面積は対角線でも求められるから
対角線の長さがわかれば先に進めそう……
のように考えて欲しかったのです。
対角線を引くことを覚えてパターン化ではなく、
論理的に考えることを授業では伝え続けています。
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