久しぶりに算数の話をしてみたいと思います。
小5の算数は割合を学習しています。何倍を表す比べ方です。
数量を整数倍で比べるのは、今までの経験で慣れているので比べやすいですね。
しかし分数、小数倍になるとどうでしょうか?
イメージしにくくなる生徒さんが多くなります。 具体量を表す0.5と(例…0.5cmなど)、割合を表す0.5の区別をしっかりしましょう。
もうひとつ、ポイントが…
同じ数に見える0.5倍と、0.5倍でも、もとにする量が変化すると
具体的な量も異なるということです。
たとえば、10mの0.5倍は5mで、100mの0.5倍は50mです。
だから、
「10mの0.5と100mの0.5の和は?」
という問題で、
極端な例ではありますが
和だから0.5+0.5=1倍
(これが大間違い!! 1メモリの変化に気づいていない・意識できていない・もとにする量の異なる割合をそもそもたしてはいけない)
1倍だから10m?????
なんて間違えをしてしまうんです。
1メモリの大きさを確認するように授業では指導しています。
どのように確認をするかというと、
記号を変えながらメモをする。(今回は省略しますスミマセン)
問題文に線を引くのも一つの手段ですが、
それでは、わかっていることと、求めなければいけない値の区別ができない。
箇条書きでいいのでメモをしましょう。
…と伝えています。
そして、仕上げは線分図です。
刻みを入れる必要はないのですが、メモリを意識しながら描きます。(今回は省略します。スミマセン)
最後に線分図に描いてある具体量のメモリを確認して式をたてます。
10×0.5+100×0.5=55m
コツはメモリの感覚を持つことです。
そのためにも、線分図をたくさん描きましょう。
今日の独り言はここまでです。