今日は前置き抜きで、「約数と余り・倍数と余り」の問題。
「60を割ると4余る数」
線分図をイメージしながら、割り切れる数は何なのかを考えると、
(線分図は足し算・引き算を表すのに便利な図です)
「60を割ると4余る数」は、60-4=56を割り切ることができる数です。
ですから、56の約数のうち余りの条件を考慮して4より大きい数 を求めるわけです。
次に
「6で割ると3余る数」
やはり線分図を意識して、
6で割り切れる数より3大きい数
ですから、6の倍数+3 を求めればいいんですね。
「ある数を割り切れる」「ある数で割り切れる」
が、しっかりとわかっていれば、
60の約数-4 とか
6+3=9だから9の倍数 などの解法パターン丸暗記からくるミスは防げると思います。
割り切れる数は何なのか…考えてみましょうね。
弱点にしてしまってはもったいない分野です。
いつも授業では「じっくり」と考えてもらっています。
春期講習でも時間をたっぷりとって復習しますよ。
今日はここまでです。