本日も独り言を…
では、先日の続きです。今回は図もありますよ。
問題
扇形の面積を求めなさい。
どうですか?
すぐに解けますか?
扇形の面積の公式は
半径×半径×3.14×中心角/360 ですね。
公式に頼ってしまっている子たちは、
「10×10×3.14×90/360=…」と問題に書いてある数字をとにかく公式に当てはめてしまいます。
もしくは、
「半径は10cmの半分くらいで、5cmかな??」と適当に解いてしまうか、
「できない…」と固まってしまい思考停止。
まず、いつもの問題とどこが異なるのか、精読が必要です。
この問題では、中心角はわかるのですが、半径がわかりません。
半径がわからないときは、公式の意味を思い出す!!
授業では、
円の面積は、赤い正方形の面積(半径×半径)の
3個分より大きく、4個分より小さいと説明しています。
図を見て考えれば一目瞭然ですね。
では、具体的には赤い正方形の何倍くらいになっているのかというと、3.14倍です。
だから公式の意味は、
円の面積=赤い正方形×3.14 なのです。
問題を解いてみましょう。
まず、図をかき直します。
円全体をかき、外接する正方形をかく。
公式の意味がわかるように外接した正方形を4等分。
すると、どうでしょう。
赤い正方形の面積は対角線の長さがわかるので、求められます。
半径がわからなくても解ける問題でした。
(答えは39.25㎠でした。計算しておきましょうね。)
丸暗記はしない。勉強する時のコツですよ。
本日の独り言はここまでにします。