みなさんこんにちは。
今日も写真で独り言です。
葉っぱの糖尿病・・・突然なんのことだ?
■紅葉のメカニズム
理科の入試問題で紅葉のメカニズムを説明していたものがありました。
葉が緑色に見えているのは「葉緑体」があるからです。
この葉緑体は受験生の皆さんはご存知の通り光合成をしてデンプンを作っています。そして、作られたデンプンは水に溶ける糖になり師管を通り運ばれて行きます。
冬になると、葉緑体は分解されてアミノ酸になります。
これと同時に葉の付け根のところに離層(水を通さない部分)ができ、光合成で作られた糖が運ばれなくなります。この糖が溜まっている状態を「糖尿病」と言ってみました。
このたまった糖と紫外線でアントシアン(赤い色素)ができるために赤く紅葉します。
(ついでに…黄色に紅葉するのは、もともと黄色の色素があり、葉緑体が分解され緑色がなくなるためにおこります)
紅葉綺麗ですね。
今日の独り言はここまでにします。