こんにちは、ゆみこ先生です。
今回は、「ことり」についてつづります。
■「ことり」つながり・・・。
半年くらい前から「インコ」を飼っています。名前は”ゆず”。ご想像通り、黄色のいわゆるあの色のインコです。おしゃべりをするらしいお友達のインコをイメージして、飼い始めたものの、いまだ人間の言葉は話しません。特技は、クリップなどの小さな金物、葉物を細かくちぎって、水入れにせっせと運び入れること。必ず入れるので、好みや意思があるようで可愛いものです。そのインコを飼う際に、インコを飼うことを友人に話したら、「小川洋子の『ことり』を思い出します・・・。」とのメールが返って来ました。さっそく、図書館に借りに行き、読んでみました。小川さんの雰囲気が漂う、余韻たっぷりの本でした。
次に、「鳥」つながりで何か読みたいなと、たまたま本屋さんで目にした、西加奈子さんのの「リボン」を買って読みました。まったく、違う内容で、これはこれで面白かった。次は・・・とは、なかなか続かずにおりましたら、レザンの国語の授業の中で扱っている『ベストエッセイ』の中に「ことりとことば」という
小川さん著の作品があると知り、読んでみました。原本を読んでないとなかなか難しい内容で、「受験生って大変ね！」と改めて知った次第です。
たまたまつながりで、ここまで来ると、私にとっては、前回のブログつながりで言えば「エピソード記憶」になっているのです。たぶん、今後「ことり」の単語や発音に出会うたびに「あっ！」と脳が動き、この一連の「たまたま物語」を思い出し、懐かしむ流れになるのだろうと、今からウキウキしています。つながり話が大好きな私です。
『ことり』も『ベストエッセイ』もレザンに置いてあります。『ことり』は私物ですので、いつでもお貸ししますよ。