こんにちは、ゆみこ先生です。
今回は、先日行われたワークショップについてつづります。
『立体を触る・作る』と題してのワークショップ。
小1、小2、小3の子どもたち、計5名の参加でした。
小1は学校で、「かたちつくり」の単元でそれなりに学習済みですね。
小2は、主に直角に視点を当てた三角形、四角形の平面図形の学習をしています。
小3は、三角形の種類を角度をからめて学習します。そうそう円や球もでしたね。
でも、実際には、小1の図形、小2の図形・・・・なんてないですよね。つまり、学年なんか関係なく立体の活動は可能だし、楽しめるのです。立体は立体です。
また、「算数の図形」、「図形は算数」でもありません。
日常生活の中で子どもたちは、たくさんの図形に出会っているので、少し視点を意識的にされることで、算数活動と生活はどんどんつながっていきます。身近に算数は転がっているのですね。
そんな思いから、このワークショップを試みました。そして、本日が一応・・・最終回。
今日は、レザンにあるいろいろな立体を、まず、触ってもらいました。その代表者として「立方体」を出演させ、そこからひも解いていきました。
まず、準備していた立方体の完成体をできるだけ、解体(展開)してもらいました。最初は、同じ展開図の形ばかりが出現しましたが、なんと、子どもたちだけで、11種類全部が出そろいました。
ちょっと驚きでした!
新種(違う展開図)を発見した子供には、形の命名をしてもらったり・・・。結構盛り上がって、大人もうれしかった!!
「あがりかいだんがた」「きょうりゅうがた」「へびかた」などなど。
もそもそ言いながらの子どもたちの活動は、実際にはかなり思考しています。自分の経験から、生活環境から、学校での学習内容から、つなげようとしているのですね。
子どもたちは、そこからまたまた何かにつなげて進んで行くのでしょう。どの方向に進んで行くかはわかりませんが、「つなげる」活動は続くはずです。
楽しみだな・・・。