みなさん、おはこんばんちは。矢野です。最近、暖かかったり寒かったりで体調管理がつらい日々ですね。でも僕は元気です。吉良先生のブログ更新ペースが素晴らしので、僕はお休みをいただいておりました。
本日は小5生の授業の話…というよりは、ノートがどのようになっているのかの話をしたいと思います。それでは、お付き合いください。
■何のために・・・
このブログを読んでいただいている皆さんにとって、ノートの位置づけはどのようなものでしょう? 僕は「試行錯誤するための道具」だと思っています。小5生のノートはどうなっているかというと、ナント答えだけが綺麗に書いてあるだけだったりします。これでは、思考できなくなってしまうのです。
もう一つあります。「追体験をするためのカギ」です。小5生みんなのノートを見ていると、まだ「黒板をキレイに書き写すもの」になっているんです。黒板に書いてあるポイントだけ書くなんて頭に残りますかね?? 間違えた答えは当然消してしまいます。気持ちはわかります。満点(点数も板書も)のノートを作りたいんです。でも満点ノートを後で見直した時に授業を再現できるでしょうか?どのように間違えてしまったのかとか、その時感じていた違和感や緊張感など、授業を追体験することが重要です。追体験することで一つひとつ定着していくのです。(僕の経験上ノートを綺麗に作っていた科目は、「苦手」だった世界史だけのような記憶しかありません。キレイにノートを作る→満足する→頭には何も残らない→テスト前に丸暗記→赤点を取る・・・一番ダメなパターンにはまりこんでいました。)
みんなにはダメなノートになって欲しくはないので、今はノートの使い方も授業中に教えています。
考えられる生徒になって欲しいなぁ
本日はここまでにします。お付き合いください、ありがとうございました。