問題を再掲します。
問1)
A、Bの順にとります。3つの山の個数が(3、2、1)の時、Bさんが必ず勝つ取り方があります。それはどのような取り方ですか?
問2)
どの山にも石があり、その総数が10個以内の時、Bさんが必ず勝てる石の数はどのような組み合わせですか。
(洛西中 改題)
問1の答えは、二つの山が同じ個数で、残りの山が0個になるようにとる。
問2はこの問1がヒントになっています。
それでは、解いてみます。
答)
2つの山が同数の時はAが必勝の形になるので、除外して・・・
10個以内の山の分類をすると、
(3、2、1)
(④、2、1) (⑤、2、1) (⑥、2、1) (⑦、2、1)
(④、3、1) (⑤、3、1) (⑥、3、1)
(5、4、1)
(④、3、2) (⑤、3、2)
問1よりAが取った後の個数が(3、2、1)になるとAが必勝です。
○の付いている石をチョイチョイととると、Aの勝利が決定します。
なので、Bさんが勝てるのは(3、2、1) (5、4、1)の2通りです。
(ふぅ〜 問題をブログで解くのって、説明しづらいです。黒板を使いたくなります…当分やらない気がする。苦笑)
受験算数界隈では、(あとは、数学好き界隈では)三山くずしって2進法と関係していることがわかっています。「ニム和」って言います。
それについては、またの機会に紹介しようと思います。
それでは、みなさん良い週末を!